不妊治療

不妊症とは
避妊をしないで、2年以上の夫婦生活をおくり、妊娠しないものをいいます。
原因は、女性因子、男性因子、その他とありますが、きちんと検査をすれば、多くの方が妊娠できます。
治療には、タイミング法・人工授精(AIH)を含む一般不妊治療と、体外授精(IVF)を含む高度治療がありますが、統計上、治療後妊娠された方の75%は一般不妊治療で妊娠できています。

不妊症の検査
不妊治療
1。基礎体温
一般的なものですが、とても大事なものです。排卵や高温期の状態などがわかります。特に重要な月経周期10日目以後は忘れないでつけましょう。

2。超音波検査
妊娠に支障をきたす子宮筋腫や内膜症の有無、卵巣の卵胞発育、また着床するための子宮内膜の状態をみます。

3。ホルモン検査
卵巣の働きを調節するFSH・LH、排卵をさまたげるPRL、また高温期のプロゲステロンなどを測定し、治療方針をたてます。

4。子宮卵管造営(HSG)
卵管がきちんと通っているかを調べます。もし片側の卵管がつまっていても、妊娠は可能です。両側閉塞の場合は原因の治療を行い、それでも通過しなければ、体外授精の適応になります。
柔らかいゴムのチューブを使用し、造影剤を子宮内へ注入します。それほど強い痛みはないのでご心配はいりません。

5。精液検査
なるべく早いうちに御主人の精液検査をおすすめします。精液量、精子数、運動率、奇形率を調べます。

不妊症の治療
不妊治療
1。タイミング法
超音波で卵巣の卵胞発育を観察し、卵胞径が2cmになると排卵がおこるため、正確な排卵日をわりだし、関係をもってもらいます。
(排卵誘発法) 自然周期では不充分な場合に行ないます。内服と注射による方法があります。内服薬はクロミッドやセキソビットを使います。
注射はHMG製剤です。成分の配合の違うものが数種類あります。これらを単独、または組み合わせて卵胞の状態をみながら、過剰刺激にならないように使用します。

2。人工授精(AIH)
御主人の精子を排卵に合わせて子宮内に注入する方法です。精子数が少ない場合、子宮の入口(頚管)を精子が通りにくい場合、タイミング法のみで妊娠しない場合などに効果があります。精液を培養液で洗浄した後に子宮内へ注入します。

3。体外授精(IVF)
当院では、IVFは行なっていません。
いままでのべた方法で妊娠しない方、両側の卵管が閉塞している方はIVFが必要です。IVFを上手に行なっている他の医療機関を御紹介します。そちらに毎日通うのが大変な場合は、誘発剤の注射だけでも当院で協力いたします。


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